ミニチュアダックスフンドがヘルニア!?ギャンと鳴いて足が麻痺した時にすぐ何をすればいいのか迷った時のために

我が家のミニチュアダックスフンド、愛犬チョコが椎間板ヘルニアになってしまいました。ミニチュアダックスフンドは体型の特徴(胴が長い)から、椎間板ヘルニアを発症しやすい犬種として良く知られています。ミニチュアダックスがヘルニアになりやすい事は知識としてあったし、知人のワンチャンも数年前に突然ヘルニアを発症して不自由な体になってしまった話を聞いていたのに、「うちの子は大丈夫」という慢心があったのだと思います。私はとても後悔しています。もっと椎間板ヘルニアを予防する対策をしておくべきだった。後悔先に立たず。

いま、我が家のミニチュアダックス・チョコちゃん(9歳)は、椎間板ヘルニアの手術をしてから入院しています。

愛犬がギャンと鳴いて身動きが不自由になった時。一番最初にすること

まず椎間板ヘルニアを疑いましょう!

 1.意識がはっきりしているか確認する
 2.発見した時の時間を覚えておく
 3.無理に体制を変えさせようとしない
 4.声をかけて安心させる
 5.無理に飲食させない
 6.できるだけ床と並行にだっこして安静を保つ

愛犬が少し落ち着いてから飼い主がすること

飼い主も落ち着いてください!犬は飼い主の気持ちを察して不安になってしまいます。

1.歩かせてみる

  ●立つことができるかどうか
  ●どちらかの足に麻痺が出ているかどうか
  ●テーブルの端に片足ずつ乗せさせて
    (テーブルに乗ろうとするか)神経の反射を確認する

麻痺が出ていない場合、テーブルに足を乗せよう乗せようと足を上げる動作をします。まったく動かそうとしない場合は、神経麻痺が出ていると判断されるようです。

(4本の足で立てて麻痺が出ていない場合)

  ●時間の経過とともに症状が治まるか見てみる
  ●念のため病院で診てもらう

(立つことができず、どちらかの足または両足に麻痺がでている場合)

  ●可能な限り早く診察を受ける
  ●病院への移動は出来るだけ安静を保つ
    =だっこを嫌がるならキャリーに入れる
    =キャリーで暴れて嫌がるなら抱っこする

夜間でも診てくれる年中無休の動物病院(大阪)

前もって必ず電話で確認を!

大阪動物ERセンター
http://horie-amc.jp
大阪市西区南堀江3−7−22
06-6536-1779
20:00〜24:00 年中無休

大阪動物夜間救急センター
http://doubutsuyakan.jp
大阪市東成区中道3丁目8-11
06-4259-1212
21:00〜5:00 年中無休

診察を受ける際

念のため現金または預金を引き出すためのカード等を持参しておくと安心です。
MRI撮影で椎間板ヘルニアと確定した場合、そのまま手術となるケースがあります。
(うちもそうでした。全身麻酔を1回で済ますため)

手術に際して前金の5万円を支払う必要がありました。

頭の中で準備しておくと良い項目

  ●発症した時間
  ●前日の食事の回数と最終の食事時間と内容
  ●排便排尿の普段の回数
  ●最終の排便排尿時間と内容
  ●飲んでいる薬の有無

詳しい検査をする前にされたこと

  ●問診
  ●聴診器
  ●熱を測る(肛門から体温計入れます)
  ●血液検査

レントゲンは麻酔せずにできますが、
MRI検査は全身麻酔をかけて行います!

全身麻酔は犬にとって大きなダメージを与えます。
心臓に問題があったり血液検査の結果が良くない場合は全身麻酔に耐えられないと判断されることもあるそうです。

ヘルニアだ!と思った時に検索したキーワード

 
早朝にチョコがギャンギャンと鳴いて、腰から下がまったく動かせなくなった瞬間、「椎間板ヘルニアだ!」ということはすぐに頭に浮かびました。しかしどうすれば良いのかわかりません。早朝で、診てくれる病院が見つかりませんでした。痛そうに呻いて小刻みに震えるチョコを抱きかかえながら、片手でスマホで検索。

ミニチュアダックスフンド
急にギャンと鳴いた
足が経たなくて麻痺してる
腰が丸く曲がっている
震えている
小さくうめいている

しかし、本当に私の欲しい情報は得られませんでした。
愛犬がギャンと鳴いて身動きができなくなって、焦って泣きそうな私が欲しかった情報は。


●犬が椎間板ヘルニアを発症したかどうかの判定方法
●早朝(5時半)でも診察してくれる病院の情報(地域別検索ができる)
●椎間板ヘルニアを発症してすぐ犬にしてあげられること
●誰かの(同じ様な境遇の人の)体験談

犬のヘルニア発症後の経緯を詳細に記録しているサイトは少なかったです。
生きた体験談が迷った時の参考になると思います。
なのでチョコが椎間板ヘルニアを発症した経緯もこれから記録しておきますね。

チョコが椎間板ヘルニアを発症した経緯

私が就寝中の早朝。滅多に鳴かない大人しいチョコが悲鳴にも似た鳴き声をあげました。驚いてかけつけると、チョコは前足2本で体を支え、腰からしたは床にぺたんとついたまま、這ってこちらへ進んできました。

体を支えようと手を添えても、腰から下にまったく力が入りません。
見ていないので推測ですが、きっとダイニングの椅子から飛び降りたのだと思います。

チョコは今年で10歳。人間の年齢に換算すると50代半ばです。今まで積み重なった負担に加え、一気に椎間板に衝撃が加わって飛び出てしまったのでしょう。

椎間板ヘルニアの手術からの経過

椎間板ヘルニア(ミニチュアダックスフンド)の検査・手術

2018年1月6日(土)
 am5:40 椎間板ヘルニア発症
 am9:00 近所の動物病院受診
       =血液検査
       =レントゲン
 am11:30 紹介された大きな動物病院へ
       =MRI検査
       =椎間板ヘルニア確定

 午後 手術
 pm6:00 面会
   ・導尿
   ・エリザベスカラー
   ・下半身完全麻痺

椎間板ヘルニア(ミニチュアダックスフンド)の手術2日目

2018年1月7日(日)
   ・導尿
   ・エリザベスカラー
   ・下半身完全麻痺
   ・排便なし
   ・尿に血がまじっている
   ・エサまったく食べない

椎間板ヘルニア(ミニチュアダックスフンド)の手術3日目

2018年1月8日(月)
   ・エリザベスカラー
   ・おむつ(排便・排尿できた)
   ・エサを食べた
   ・下半身完全麻痺

※まったくしっぽも振れません。

椎間板ヘルニア(ミニチュアダックスフンド)の手術4日目

2018年1月9日(火)

手術後、初めて主治医からの説明。(こちらから現状の説明と退院の見通しなどについて聞きたいと申し出た)

主治医:
足のほうは、明確な改善は認められない。左足が弱い感じで、右は術前とあまり変わらない感じ。右はちょっと(床に)着いたりしているけど、左はだらんとした感じ。ただ、どちらの足も深部痛覚といって、足だけをぐっと掴まれたりしたら引っ込めたりするので、まったく感覚が無いわけではないが、今のところまだ明確な改善は認められていない。

私:
今後どのような経過をたどっていくのですか?

主治医:
正直、その子にもよりますね。ここから徐々に徐々に良くなっていく子もいれば、改善が乏しく改善しない子もいるかもしれない。もしあまりに改善が乏しいようだったら再度MRI検査をすることを考えるか、脊髄の部分の炎症がひどくて取れていないか。あとは、その他に脊髄の部分を圧迫する病原がないのかということを再チェックするか、というところですかね。

私:
その再チェックをするにしても、また全身麻酔が必要ということですよね?

主治医:
はい、全身麻酔は必要になってきますね。

私:
負担はかなりあるんですか?

主治医:
検査自体はそんなに負担ではない。切る(手術)となると大変になってきますが、その再検査の結果次第にはなってきますけれども。

私:
椎間板が飛び出た部分を、手術で今回取りましたよね?取ったにもかかわらず、術前と同じ状態、何ら改善がまったく見られない感じですか?

主治医:
変わらないです。

私:
変わらない?
ということは、ほかに何か原因があるという可能性は考えられないんですか?

主治医:
ゼロではないですけど、まだ改善してくる流れとして、まだ”今の時点では改善していない”ということもあり得るので、まだわからないですね。

私:
そうですか。今、排尿排便は、オムツの中に自力でできているのですか?

主治医:
そうですね。”出ない”というわけではないです。

私:
垂れ流し状態ですか?

主治医:
垂れ流しという感じではないですね。

私:
チョコ本人は排泄する感じはわかってるんですか?

主治医:
はい。ただ、足のふんばりがきかないという感じですかね。

私:
立てないから、そのまま(オムツの中に)してる感じですか。

主治医:
そうですね。

私:
食欲はありますか?

主治医:
別にご飯はちゃんと食べてくれてますよ。

私;
そうですか。今のその状況でいうと、”足が立たない”というだけで、チョコ本人は痛みとかはないんですか?

主治医;
そうですね、ご飯も食べてくれているし、キャンと鳴いたりするそぶりもないので、痛みはないのかなと思いますね。

私;
そうですか。あの、手術しても、しなくても、一緒だったんでしょうか?

主治医:
いえ、そういったわけではないですね。まず、痛みは取れてますので。神経の回復がまだわからない、改善しないということではないので、”まだわからない”というところですね。

私;
手術、してよかったんですよね?

主治医:
そうですね。

私:
なんだか、救いがなくてですね。痛い思いして手術して治ってなかったということが。

主治医:
神経の改善に関しては、神経にどれだけのダメージを負っているかということと、あとはチョコ本人の改善する力次第ですけども、神経に対する圧迫物質がなくなっていて痛みは取れているので、そういう意味では手術によって痛みを取ることができたということ。あとは神経の改善はここからどうなっていくのかというところだと思います。

私:
そうですか。では今、(足が動かないという)症状があるだけで、チョコが生きて行くために必要な機能というのは心配はないということですか?

主治医:
そうですね。ただ手術の前に説明したかもしれませんが、”脊髄軟化症”という症状になっていくか・・・(という心配)
今のところは問題ないです。ただ、まだわからないです。

私:
まだ(脊髄軟化症になってしまうかどうか) わからないんですか?

主治医:
はい。

私:
どれぐらい・・・

主治医:
症状を発症してだいたい1〜2週間ぐらいですね。様子を見させてもらってというところかなと思います。

私:
退院は?

主治医:予定通り今週末あたりと考えています。

私:
家に帰ってからの生活が見えなくて。何を用意して迎えて、日々どうケアしてあげたらいいのか。さっぱりわからないので教えてください。

主治医:
基本的に、ご飯は食べれます。うんち・おしっこもできるけど、移動が難しいという状態です。基本的にはオムツをしてもらって、こまめにオムツを交換してもらうという感じです。部屋の中の段差を無くして、足が改善したとしてもこれは継続すべき注意点です。段差には絶対に行かないようにしてもらいたい。
基本的に、ご飯たべたりお水飲んだりというのは今まで通りで構いません。後ろ足は不自由ですけども、前足だけである程度歩いたりはできますので、そういったところは今までとあまり変わらないと思います。

私:
前足だけで何日目もこれから生活することになると思いますが、もうその選択肢しかないのですか?例えば最初に保護器具をつけたほうが予後が良いとか。

主治医:
特にそれは変わらないですね。後ろ足に保護器具をつけてしまうと、後ろ足を使わなくなるので、後ろ足の改善がなくなってしまうと思います。

私:
リハビリに関しては、専門の機関等があるんですか?

主治医:
当院にも水中歩行器とか置いてます。あとは足の改善次第でリハビリを考えていくというところ。今の時点ではまだわからないですね。

私:
退院してどれぐらいの期間、家で”観察する”というか、見極める目処としてはどれぐらいですか?

主治医:
手術して2週間までは見て。というところですね。

私:
2週間見て完全の様子がなければ?

主治医:
再検査を考えるのか、リハビリをやっていくのか、ということになりますね。

私:
だいたい(同じ境遇の)みなさんそんな感じですか?

主治医;
そうですね。はい。

私:
再検査される方はどれぐらいの率でいらっしゃいますか?

主治医;
その人によりますね。感覚的には半々くらいかなと思います。

私;
再検査をされない方もいらっしゃるんですね。

主治医;
そうですね。ご飯を食べれて、うんち・おしっこを自分で出せるんだったら、命には問題ないということで、再検査はもう望まないという方もいらっしゃいます。

私:
同じ体制をずっと続けていて負担になっていると思いますが、マッサージ等はしたほうがいいのですか?

主治医:
負担にならない程度に、足を動かすリハビリやマッサージを自宅でしてあげるのが良い。
足腰がしっかりしていないうちにあまり無理をすると腰に負担がかかるので、あまりしないほうがよいと思います。
最初は水中歩行等で浮力を使って負担を軽減して足を動かすリハビリからスタートしてあげて、ある程度慣れてきたら、家でもリハビリを開始するという形がいいですね。

私:
覚悟がいりますね。

主治医;
そうですね。今後、この状態で一緒に生活するとなると、オムツとかこまめにかえていってあげたりとか。そういうところになりますね。

私:
わかりました。ありがとうございました。

痛くて怖い思いをさせての手術。それが術前と何ら症状が変わっていないことに対する不安が押し寄せた。手術をさせる決断を早い段階でしたことが正しかったのかどうか。その部分に切り込んでみたけれど、”その子による” ”今のところまだわからない” そう言われてしまうとそれ以上何も言えない現実。

椎間板ヘルニアを発症、その日のうちに手術を受けて本日で4日目。

   ・エリザベスカラー
   ・点滴
   ・下半身完全麻痺
   ・日に日に活動的になってきた
   ・少し軟便(抗生物質の影響)

Willkinoko(うぃるきのこ)

ミニチュアダックスフンドの椎間板ヘルニア手術後の経緯 手術から5日目の状態と今後の生活について

2018.01.10